雑想暮色日記

暮らしの些細なあれこれの記録

曲げわっぱのお弁当箱を買ってしまった

曲げわっぱのお弁当箱を買ってしまった

ミーハーなもので、もうかれこれ7〜8年は曲げわっぱのお弁当箱に憧れていました。

でも、会社員時代は汁気のあるものを避けたりするのが面倒だったのと、電子レンジでチンしたかったので、逆方向につきぬけてジップロックを使っていました。

これはこれで超便利です。

でも、ちょっと環境が変わり、「毎日お弁当」じゃなくてもよくなって、つまり多少はお弁当に気を使う心の余裕も出てきたので、いよいよ、いよいよ曲げわっぱを買おう、と決意しました。

 

買ったのはこちら。

 

そして記念すべき第一弾のお弁当がこれで、

 

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第二弾がこれ!

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写真が下手なのか料理が下手なのかセンスがないのか、はたまた全てなのか、あんまり美味しそうに見えないような……苦笑

でも美味しかった!

冷めたお料理ってあんまり美味しくないよなーと思っていたのですが、そんなことなかった。美味しいです。

 

 

曲げわっぱのお弁当箱のおかず

ちなみにお弁当の中身は、

第一弾:

 

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*鰹節と昆布の出汁がらで作ったおかかご飯

*大根のゆず醤油漬け

*鶏の照り焼き

*味付け卵

*切り干し大根とキャベツの甘くない胡麻和え

*ひじき炒め

 

 

第二弾:

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*あさりの炊き込みご飯

*牛肉と大根の醤油煮(うずらの卵入り)

*海老芋煮

*菜の花のわさび和え

*たくあん

 

でした。

もうちょっと赤色があるときっと美味しそうに見えるんだな、きっと……。精進します◎

 

 

一家に一台、だしポット

半田めんのことを書いたら(↓)、次はだしポットのことを書かざるをえない。

なぜならこの2つの組み合わせは最強だからです。

 

zassoboshokudiary.hatenablog.com

 

 

だしポットとは?

お出汁の「にんべん」が作っている、取っ手の付いている耐熱容器です。

水と鰹節(と昆布)を入れて、レンジでチンするだけで、おいしいお出汁が取れるのです!

だしポットのいいところ

レンジで600Wで6分チンするだけ。以上です。

忙しい朝に「あれ、お出汁のストックがない……」ってなっても、鰹節さえあればすぐになんとかなってしまいます。

 

お出汁を取ろうとすると、それでコンロが1つ埋まってしまっていたわけです。 でもだしポットならレンジでできるので、その間はコンロの作業を存分にできます。

 

粗熱をとったら、そのまま冷蔵庫へ。保存がききます。

小ぶりなので、そんなに場所もとりません。

 

さて、冷蔵庫で保存できることができる=冷えた出汁がストックできる、ということです。

この冷えた出汁、特に夏場にあるとめちゃめちゃに重宝します。

夏場に熱いお味噌汁はちょっと……という時、ありますよね?

そういう時はこの冷えたお出汁にちょっと味付けをして、冷たいお吸い物にしちゃいましょう!

わたしはきゅうりの塩もみとたたき梅を入れたり、刻んだオクラをいれたり、もずくやお豆腐を入れたりしています。

冷たくてちょうおいしい!!!!シャリシャリの氷を入れてもよし!

お吸い物だけではありません。

半田めんとの組み合わせは最強。

半田めんに冷たいお出汁をちょっとかけて、お醤油かけて、それだけでも十分美味しいですし、もちろんしっかりアレンジにもちょう重宝。

それに冷やし茶漬けもできる!!

もう、最高以外の何物でもないです。これがないと生きていけない。

 

おいしいです。これ、最初に書くべきだったのかもしれませんが……。

顆粒出汁にも美味しいものはあると思います、例えばこれとか。

でも、安価な顆粒だしとの比較であれば、確実にだしポットでとったお出汁の方が美味しいです。

そんなわけで、我が家のだしポットはもう稼働5年め?くらい。

この値段(全然高くない!!!!)の価値は十分すぎるほどあります。

人へのプレゼントとしても優秀、喜ばれます。

 

……この記事、夏に書けばよかったような気がする。だしポットの真価は夏に発揮されるわけだし……でも書いちゃったから公開しますね……また夏に似たようなことを書いていても気にしないでください……。笑

 

 

冬を生きぬくために必須、我が家の下半身を守る靴下・レギンスのおすすめ

寒い。今、台所の前にある温度計は5度です。

我が家は古民家……というか、古屋敷……というか、木造だし隙間風は入るしで、寒いのです。

その寒さを乗り切るための愛用グッズが、長年の荒っぽい使用についに負け、穴があいてしまった……。

 

冬の必需品その1:山忠の「とにかくあったかい靴下」

読んで字のごとく、とにかくあったかいです。

というか、分厚い。質量で殴れ、という感じの分厚さです。

そのため外出時にははけないですが、家の中ではこれじゃないと最早耐えられません。

どんなに良い毛だろうと、薄ければ寒いのです……。

しかし数年履いた結果、ついに指先に穴があいてしまったので買い換えねばなりませぬ。

 

 

*リンク先は女性用ですが、男性用もあります◎

 

 

冬の必需品その2:山忠の「足首ぽかぽかふんわりレギンス」

別に山忠の回し者じゃないですよ!!!!

本当にあったかいんだもん!!!

 

このレギンスは、足首のところが二重構造になっているらしく、足首が冷えません。

しかも、全然足を締め付けず、心地良いぽかぽかのフィット感。

この靴下とレギンスは常にセットで使っています。冬はこれが無いと本当に生きていけません。

というか、これらが無いとガスストーブつけっぱなしとかにせざるを得ないので、暖房費の節約になっています……。

 

冬の必需品その3:サーモヘアソックス

これはわたしというより夫の一押し。

冷え性の夫にプレゼントしたところ、すっかり冬はこれがないと生きていけない体になってしまいました。

最初は一足でしたが、毎年ちょっとずつ増やしています。

全部これにしてあげたいけれど、いかんせんちょっと高い!!(お値段の価値はあると思うのですが……)

ちなみに彼はこれを家の外で履いています。分厚いけれど、靴の方を調整して履いているようです。

 

3つとも、我が家には無くてはならない商品です* 生産終了、とかになりませんように……。

 

電車とバスで熊野を回る、便利で楽でお得な方法

車無し……電車で熊野を回りたい!

昨年の秋、お仕事の出張のついでに、伊勢、そして熊野に足を伸ばしてきました。

いつか絶対に伊勢神宮、熊野三社には行かねばと思っていたので、とても良い旅になりました。

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……しかし、いかんせん旅行前に問題になったのは、旅行の「足」のことです。

車を持たない(免許もない)わたし達は、電車とバスを組み合わせて色々回るしかない。

しかもそんなに時間もない。

と、いうわけで事前に色々調べようとしたのですが、旅行中『えっこんなものあるの!? 便利〜!』と思ったアイテムは、なぜか事前調査(ぐぐっただけですが……)では全く情報として目につかなかったのです。

なぜだかは今もわかりませんが、少しでも「車無しで熊野に行くには……」と思う方のために、この便利アイテムについて書き記しておきたいと思います。

それは、『南紀熊野古道フリーきっぷ』のことです。

 

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南紀熊野古道フリーきっぷ」はとっても便利!

南紀・熊野古道フリーきっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海

このきっぷの特徴は大きく分けて3つです。

1:特急ワイドビュー南紀号・往復普通車指定席を含んでいる

名古屋または伊勢あたりから熊野三社地域に行くには、何はともあれこのワイドビュー南紀号に乗るのが便利です。

便利、というか、一番速い、というか他にほぼ手段がないというか……。

長距離バスなどもあるようですが、いかんせん紀伊半島を根本からさきっちょまで下っていくわけなので、かなりの距離があるのです。

時間のロスを出したくないのであれば、この一日数本しかないワイドビュー南紀号がおすすめです。

2:JR線のフリー区間では乗り降り自由

フリー区間は、「伊勢路コース」と「中辺路コース」に分かれています。

伊勢路コースは(紀勢本線 三瀬谷~熊野市間)で、熊野古道のツヅラト峠・馬越峠・松本峠、獅子岩、花の窟、七里御浜、丸山千枚田などの観光スポットのあるゾーンです。

対して、中辺路コースは(紀勢本線 熊野市~紀伊勝浦間)で、熊野三社である熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社をはじめ、那智山青岸渡寺那智の滝などを含むゾーン。

今回、わたしは中辺路コースを選択しました。

ここが乗り降り自由なのはとってもありがたい!

3:指定バスのフリー区間も乗り降り自由

一番ありがたかったのが、これかもしれません。

いかんせんバスって、料金が分かりにくいし、降りる間際になって「あっ細かいのある!?」とか「2人分だと、えーと……」みたいな話になって慌てがちです。

でもこのフリーきっぷがあれば、紙切れ1枚見せれば顔パスです(顔ではないですが……)。

こちらも伊勢路コースと中辺路コースに分かれていて、伊勢路コースは三重交通バス、中辺路コースは熊野交通バス・龍神自動車バスがそれぞれ乗り降り自由となっています。

少なくとも熊野三社であれば、この熊野交通バス・龍神自動車バスで回ることができました。

 

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南紀熊野古道フリーきっぷ」はとってもお得!

このきっぷは、購入場所にもよるものの大体1万円前後なのですが、計算したところ完全に元が取れる内容でした。

わたし達は確か、

宇治山田駅(伊勢)→松坂駅→熊野市駅(泊)

熊野市駅新宮市

 新宮市駅からバスで熊野大社へ。熊野大社からまた新宮市駅までバスで戻って速玉大社観光。

新宮市駅→紀伊勝浦駅(泊)

 紀伊勝浦駅からバスで那智大社那智の滝へ。帰りはまたバスで紀伊勝浦駅へ。

紀伊勝浦駅からワイドビュー南紀号で名古屋へ!(帰路)

というような回り方をしているのですが、

まず紀伊勝浦駅から名古屋駅が片道7,720円するので、もうそれでほとんど元が取れています。残り2~3000円ですが、これも、新宮駅〜(熊野)本宮大社前のバスの片道が1,540円なので、その往復を加えると完全に元を取れてしまいます。

とにかく、お得! あと便利!!

 

 

ただ、有効期限が3日であったり、JR東海でしか購入できなかったり、使用できない期間が年間数日あったり、という制限もあるようですから、そのあたりは注意です。

わたし達にとっては十分有益なきっぷでした。

熊野三社をめぐりたい人にはとってもおすすめです!

 

そしてもちろん、熊野地域自体もおすすめです。次は熊野古道をもっと長い距離歩きたいな、と思っています。

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お盆があると生活が豊かになるよ(東屋さんのお盆)

1つ前の、七草粥の記事の中にある写真はinstagramにもアップしたのですが、

「お盆(と折敷)が素敵」とのコメントをいただいてめちゃめちゃ顔がにやけています。

このお盆はちょっと高いのですが、奮発して買ったのです!

 

「えっお盆?お盆なんていらなくない……?」

という夫を説き伏せるためにわざわざ自作の歌まで作ったし、

もう1年以上たったのになぜかその歌は歌い継がれています……。

 

歌のことはさておき(タイトルは歌の歌詞の一部)、写真のお盆について。

 

 これ。

この無骨な真鍮の輝きに一目惚れ。

何を置いても映える!

特にこういう野菜・果物とか、ガラスなんかが似合います。

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ちなみに他の写真も。

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これは、こちらで購入しました。↓

 

 

 

この折敷。

ただのお粥とお味噌汁ですが、なんかちょっと美味しそうに見えませんか?

適当ご飯でも、この折敷に乗せるだけでなんだか豪華に見えるのです。

特に麺やどんぶりご飯とかも、これに乗せて食べると、手抜き感が薄れます。笑

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こちらで購入しました。

 

 今、わたしの買ったサイズ(全判)は品切れのようですね……。リンクは半切サイズです。

 

 

というわけで、要はどっちも安定のSCOPEさんで購入した東屋さんのお品でした……。

 SCOPEさんはついつい「何かいいものあるかな?」と見に行ってしまう、お気に入りショップです。

 

お盆はお客様の来客があったときにもとっても役立つし、1つ2つあると本当に重宝しますよ。

ちなみにわたしはしばらくはこの2つのお気に入りを大事に使って(高かったし……)、またいつかかわいいお盆に出会えるといいな……とひそかに思っています◎

ではでは!

七草粥を食べる

今日は1月七日なので、春の七草を買って、七草粥を食べました。

これはわたしが一年のなかでもかなり楽しみにしている行事です。

まずこういう野草みたいなのが好きだし、お粥も好きだし。

 

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無病息災の意味

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ところで、食べながら「無病息災を願うんだよ〜」と話していたら、

「無病はともかく、息災ってどういう意味なんだろう? というかどういう語源なんだろう?」

という疑問が湧いてきたので、調べてみた。 

無病息災の語源・由来】 「無病」も「息災」も、病気をしないこと、何事もなく達者なことを意味する。 「息災」は仏教語で、仏の力で災害や病気などの災いを防ぎとめることをいった。 「息」が「とどめる」を意味するのは、「休息」や「息をつく」という語があるように、静かに息づく意味から転じたものである。

無病息災 - 語源由来辞典

 

突然の仏の力!

「息」にそういう意味があったとは知りませんでした。

 

七草粥の由来

七草粥五節句の一つ、「人日の節句」の行事にあたります。

ちなみに五節句は江戸時代に式日として定められた日。端午の節句、とか言いますよね。

人日とは文字通り "人の日"という意味で、中国の前漢の時代に、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの占いをたて、8日に穀を占って新年の運勢をみていたことに由来します。さらに唐の時代には、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになりました。羹はあつもの、汁という意味です。また、官吏昇進を1月7日に決めたことから、その日の朝に七種菜羹を食べ、立身出世を願ったといいます。
この風習が奈良時代に日本へ伝わると、年のはじめに若菜を摘んで食べ生命力をいただく「若草摘み」という風習や、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習などと結びつき、「七草粥」に変化していきました。

 七草粥の由来と春の七草 [暮らしの歳時記] All About

 

 

ハロウィンやクリスマスも盛り上がるけど、わたしの中ではどちらかというと七草粥冬至の方が楽しみなイベントなのでした◎

おすすめ そうめん 半田めん

そうめんの王、半田めん

 

突然タイトルで韻を踏んでしまいました。

いいんです、記事内容をよく表しているから。年がら年中食べています、半田めん。

 

この麺は、わたしが今までに食べた麺の中で一、二を争うくらい美味しい。

もう、人に勧めずにはいられなくなってこの記事を書いています。むしろこのブログ、半田めんを勧めるために作った、くらいな感じです。

 

要はそうめんなのですが、太い。ちょっと細めの稲庭うどん、という感じ。

 「半田麺」を作っているお店はいくつかあるのですが、そのうち

小野製麺さんの作っているものを「半田めん」(※めんが平仮名であることに注意)と言います。

 

 

半田めんの良いところ

コシがあって、口当たりはツルッツル。小麦と塩の味がして、ほんのり甘みを感じる。 とにかく「うまい」。

 

夏の半田めん

わたしは元々麺類は好きでしたが、半田めんを食べてからは夏の主食は半田めんになってしまいました。

夫も文句言わず食べているから、美味しいと思う。

普通にめんつゆにつけて食べても美味しいけれど、この麺はアレンジするのがとっても楽しい!

文字だけでぱぱっと書かせていただくと(いかんせん今は冬なので写真がない)、

・冷凍トマトすりおろし+豚+しそそうめん
・冷やし汁なし坦々そうめん
・オクラ(モロヘイヤ)たらこあえそうめん
・塩レモンえびオクラやきそば
・山形のだしそうめん
・冷やし柚子めん
・ツナ卵ねぎそうめんチャンプル
・ツナと豆腐のサンラータンつけめん
・梅とろろこぶそうめん
・鶏ひき肉+リーフセロリ+パクチーのつめたいエスニックめん
・冷やしラーメン(半田めん)
・レモンしらすめん

・梅とゴーヤの堅焼きそうめん
・トマトツナしそそうめん
・納豆卵ねぎめん

 

これ、全部「半田めん」で作っているレシピです。

夏になったら写真つきで紹介できたらいいなぁ!

 

冬の半田めん

冬も、夏より頻度は落ちますがしょっちゅう食べています。

うどんっぽく食べてもいいし、あんかけもおいしい。

小野製麺さんに頼まれているとかではなく、本当におすすめなんです……。

 

 

興味を持ってくださった方は、スーパーで売っていることもあるので、お近くのスーパーの乾麺コーナーを覗いてみてください◎

わたしも最初はスーパーで買っていましたが、あまりにも消費スピードが早いので、結局は箱買いし始めました。

贈答品としてもおすすめです。

 

 

半田めんファンが増えるといいなぁ……そして一緒においしい半田めんレシピなど話し合いたいです……